代表挨拶

私たちは、世界がナチュラルに戻る為の流れを考え、フィリピン国内でアバカを生産し世界へ送り出すため日々活動をしています。アバカは歴史のあるナチュラルファイバーで世界中でいろいろな製品へ使われている大切な素材です。

天然素材へ企業様がシフトする中で私たちの役割は非常に大切になります。

フィリピンで過去から営んできた生産者と日本企業の支援を組み合わせ、効率的で生産性のアバカの生産を目指しております。

アバカ、日本ではマニラ麻、セブ麻、ダバオ麻の呼び名で親しまれており、多種多様な製品へ姿を変える事ができる素材です。

代表的な利用方法で言いますと、日本の紙幣や和紙また係留ロープなどに使用されており、皆様の手元にもなじみの深いファイバーです。

今後、さらなる利用方法が研究されて化石燃料から作られるファイバーの代替えとして進んでいくことが予想されます。

私たちは世界的に不足するアバカをより多く生産することで皆様の手に届くまでのコストダウンや新たな利用方法を研究してまいります。

私は日本におよそ16年間定住させて頂き、様々な方と知り合ってまいりました。日本とフィリピンの文化の違いや生活レベルの違いなどを肌で感じ、今後のフィリピンの発展にも活かしていくことができると考えております。

これから先の未来においてフィリピンがアジア諸国の中で担う役割は大きくなっていきます。

未来に向けた取り組みを今始めることで多くの方々に共感頂き進めていきたいと思っております。

自然を愛し、世界を持続可能な状態へ少しでも戻していく手伝いを弊社は目指しています。

また、アバカ育成を中心に農業の閑散期を利用した日本国内の持続可能な世界実現に向けた優れた商品をフィリピン国内で営業、販売を進め両国に寄与できる企業となってまいりたいと考えております。